
FXで知っておいた方が良いことはたくさんあります。
その中でもチャートパターンがあげられると思いますが、チャートパターンにも勝ちやすいものと負けやすいものがあります。
今回は勝ちやすいチャートパターンにはどんなものがあるか紹介します。
なお絶対に勝てるわけではないため、損切りなどのリスク管理は徹底していただけますようにお願いします。
FXで勝ちやすいチャートパターン10選!
ダブルトップ・ダブルボトム

ダブルトップのチャートパターンは上記の①のように、主に天井圏で2回の最高値をつけて落ちていくパターンです。
ダブルボトムのチャートパターンは上記の②のように、主に底値圏で2回の最安値をつけて上がっていくパターンとなります。
これらに関しての詳しい内容、エントリーポイントなどは別記事にまとめてありますので、ご覧ください。
カップアンドハンドル(カップウィズハンドル)

カップアンドハンドル、またはカップウィズハンドルと呼ばれるチャートパターンです。
これは上記の青丸から下降し、最安値から青丸と同じ高さまで戻ってきた時に、ピンク丸で示したように一時的に下がることが多くなる現象のことを言います。
こちらも詳しい内容は別記事に書きましたので、そちらを参考にしてください。
サポレジ転換パターン

サポレジ転換は上記で示したような形です。
一度高値を付けて下落→高値を突破→落ちる→前回高値を背にして反発上昇という流れです。
上記の青線部分は前回高値を基準に引いていますが、このポイントはこれ以上高くいけなかったポイントであり、みんなが意識しているポイントなります。
よって青線がレジスタンスラインとなります。
そして、このレジスタンスラインである青線を抜いた後に下落し、その後にレジスタンスラインがサポートラインとして機能することが多くなります。
その後は上昇していく可能性が高いことから、青線を背に再上昇したポイントでエントリーを検討してみると良いでしょう。
青線を突破した時点でエントリーをしてしまうと「ダマシ」に合うことが多いです。
突破したと思わせておいて青線内に戻ってしまうこともあります。
よって青線突破後の押し目を狙うというのを忘れないようにしましょう。
なお上記は上昇トレンドの場合で説明しました。
サポレジ転換は上昇トレンドの時より、下降トレンドの方が効いているようにも思います。
まずはデモトレードなどで確認してみることをおすすめします。
さらに「サポレジ転換」については別記事で詳しく書いています。
実際のトレード記録なども掲載してありますので参考になれば幸いです。
V字回復パターン

上記の赤丸ように急激に下落をして、その後に急上昇をする動きがV字回復パータンです。
こちらも別記事で詳しく解説しておりますので、そちらを参考にしてください。
前回高値突破後に安値が切りあがるパターン

こちらは前回高値に引いた青線を突破したものの、勢いが強い場合に青線部分まで価格が落ちてこない場合です。
その場合、上記青丸で示したように一度再上昇をしたポイントから、ほんとうにその後に上昇をしていくのかは分かりません。
少しだけ上昇をして再下落する可能性もあります。
よって青丸ポイントは見送りをして、次に落ちてきて更に再上昇したポイントを狙います。
それは赤丸のポイントとなります。
ここで大事なこととして、ピンク線で示したように前回の安値が切り上がっている状態が望ましいです。
安値が切り上がるということは「買い」の圧力が強いため、その後の上昇が期待できます。
ソーサートップ・ソーサーボトム

①のような天井圏で弧を描くような動きをすることをソーサートップ、底値圏で②ような動きをすることをソーサーボトムと呼びます。
こちらに関しては別記事で詳しく解説しておりますので、そちらを参考にしてください。
サポレジ転換+トレンドラインパターン

これは高値、安値を同時に切り上げていく典型的な上昇トレンドのパターンです。
青線で示したようにサポートラインとレジスタンスラインの転換も頻繁に起こっています。
そしてねらい目はサポレジ転換とトレンドラインの両方が効いているポイントとなります。
上記で赤丸辺りです。
ここはサポートラインとレジスタンスラインの転換+トレンドラインからの反発があり、再上昇したポイントです。
サポレジ転換、トレンドラインからの反発と意識されやすいポイントが2つもあるため勝ちやすいポイントなります。
注意点としては、赤丸ポイントは安値切り上がりで3つ目のポイントとなります。
4つ目、5つ目、6つ目でエントリーでも勝ちやすいかというと疑問です。
ある程度トレンドが続いてしまうと下落の可能性も出てくるので注意しましょう。
サポレジ転換+トレンドラインまで戻らないパターン

先ほどとかなり似たパターンですが、価格がトレンドラインまで戻らずに上昇していったパターンです。
このパターンは上昇の勢いが強い場合に起こることがあります。
上記の緑丸で示したようにトレンドラインまで戻ってはいませんが、サポートラインとレジスタンスラインの転換になっているようです。
よって再上昇を確認した赤丸辺りでエントリーを検討してみるのも良いでしょう。
トレンドラインに復帰したパターン

最後のパターンはトレンドラインを一度割ったように見せかけて、復帰したパターンです。
上記の緑丸でピンク線のトレンドラインを割ったことが確認できました。
そのまま下降していくのかと思わせていますが、再度上昇をしてきました。
青丸で示したように再度トレンドラインに反発することが確認できたら、赤丸辺りでエントリーを検討すると良いでしょう。
レンジ(ボックス型)

上記の黒線で示したように同じような所を、動くパターンをレンジと呼びます。
上記の場合は黄色丸の2点と緑丸の2点が確定すれば、赤線を引くことができ、次の青丸で「売り」を狙う、もしくはピンク丸で「買い」を狙うことが出来ます。
このパターンはトレンドが出にくい時間帯をねらうことが重要です。
日本時間の昼間あたりに、上記のような動きになった場合はエントリーを検討してみると良いと思います。
日本時間の夕方から夜にかけて、つまりロンドン市場と、アメリカ市場が開いている時間帯はトレンドが出ることが多いことからおすすめは出来ません。
まとめ
勝ちやすいチャートパターンは以上の10個です。
☆ダブルトップ・ダブルボトム
☆カップアンドハンドル(カップウィズハンドル)
☆サポレジ転換パターン
☆V字回復パターン
☆前回高値突破後に安値が切りあがるパターン
☆ソーサートップ・ソーサーボトム
☆サポレジ転換+トレンドラインパターン
☆サポレジ転換+トレンドラインまで戻らないパターン
☆トレンドラインに復帰したパターン
☆レンジ(ボックス型)
負けやすいチャートパターンについても別記事でまとめてあります。
こちらも合わせてお読みください。
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