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投資に関する漫画、「インベスターZ」の2巻でも、たくさんの名言が出てきます。
投資を勉強する人にとって、興味を引く内容です。
今回も「インベスターZ」の2巻の中から、ためになりそうな名言をまとめてみました。
名言を述べ、その名言が出た時の状況を簡単に説明し、感想等を述べております。
投資に興味のある方、勉強中の方にとって必見の内容です。
株は法則でやれ!

これは1巻の最後~2巻の最初に主将の神代に言われた言葉です。
法則、つまりは決まりに従って売買をしろと言うアドバイスです。
その際に大事なこととして「利食い、損切り」を挙げています。
そしてその「利食い、損切り」を実行するために「自分の一切の感情を捨てろ!」とアドバイスされています。
株の場合、その企業を応援したくて購入することもあるかと思いますが、神代のアドバイスは、そんなもの必要ないということです。
確かにトレードにおいて感情が入ってしまうと厄介です。
上がると思って買ったものが、下がった時、本来なら損切りが必要な場面が来ても感情が入ってしまうと、なかなかできないものです。
この本の中では利食いは20%の上昇、損切りは10%の下落と述べられています。
この数値の部分は自分の考えと違う部分もありますが、この名言の肝は「感情をいれるな!」ということです。
特に投資の初心者に役立つ名言だと思います。
真の投資家は投資について議論はしない

この言葉は主人公の財前が購入した株をわずかな利益で売った後、投資部のメンバーにそのことを報告した際に主将の神代に言われた言葉です。
議論をしない理由として、個人のこだわりを生み出してしまい、持論を展開したくなるからだと述べています。
まさにこの言葉は、よく分かります。
自分でもトレードをしている際に、上がると思えば、どんな資料を集めても上がるように解釈をしていまいがちです。
それに過去のチャートを分析していると思うのですが、この先、上がるとも分析できるし、下がるとも分析できてしまうことが良くあります。
よって投資において議論をしてしまうと、なんとでも言えてしまうということがあります。
さらには自分の固執した考えを述べるだけで、学ぶ姿勢に欠けてしまいがちです。
損切りは失敗ではない、次の成功のチャンスと思え

損切りの重要さを教えられる場面が、しばらく続くのですが、その際に主人公の財前に対して、主将の神代が述べた言葉です。
過去は忘れて、今の株を見ろとも述べています。
過去は忘れる、人生にも大事なことのように思えますね。
過去の失敗など、いつまでも思い出されることがありますが、終わったことは忘れることが投資家になる条件だと述べています。
損失を確定させてしまう「損切り」、これはつらいことではありますが、避けて通れず、うまく利用することによって勝ちが見えてきます。
人間欲を持ったら努力するしかない

こちらも主将の神代が主人公の財前に述べた言葉です。
ちょうどこの言葉の前くらいに、1巻で述べた「投資に勉強は必要ない」という真意が語られています。
その内容は、実際に書籍を読んでもらうとして、一度儲けた主人公の財前にとってビギナーズラックはもう来ないと教えてくれます。
ならば、「これからは自分で努力するしかない」と言っているのです。
ここで「勉強しろ!」と神代に言われる財前。
ここら辺まで読んで、投資について「勉強するな」「勉強しろ」の意味が、とりあえず分かってきます。
株は入り口にあらず出口にあり

これは投資部の歴代の先輩が残した名言として紹介されています。
株は買うことより、売ることの重要さを述べています。
ここでは勉強に例えて解説をしてくれています。
普通の勉強は授業で習った通りに教科書を順番通りに、少しずつ覚えていくというやり方をすると思います。
このようなやり方でなく、出口を意識したやり方、つまり点数をどのくらい取るのかという出口の戦略が大事だと述べています。
どのくらいの点数を取るのかを決めれば、どの部分を勉強して、どの部分を勉強しないかを選択できるということです。
限られた時間で効率よく勉強するためには役立つ言葉かと思います。
投資を勉強しても意味はない、勉強できないから

主将の神代の言葉です。
前の方で、投資について「勉強しろ」「勉強するな」などのくだりがありましたが、さらにここでまた矛盾した言葉を言われます。
その矛盾を解き明かすように言われた主人公の財前。
この後に、この矛盾の答えを解き明かすのですが、なかなか難しい内容です。
何と言ったかは本編を読んでもらうとして、その後に「未来を予測する力」が大事と述べています。
まあそれはそうなんですが、さらに大事なこととして、「社会の人々を幸福にするために、将来どういう問題を解決すれば良いか、これを想像して自分で答えを導き出す」。
「そのために努力を続けている企業を見つけて投資せよ」
と財前は語ります。
お金というものは天から降ってくるものではなく、人が運んでくるものです。
人はどういう所にお金を運んでいくかと言うと、自分にとって必要となるもの、悩みを解決してくれるものに対して、お金を払います。
つまりは人が求めているものを見分け、悩みを解決するための努力をしている企業が伸びるのですね。
その他
その他にもいくつも名言が出てきますが、すべては書ききれません。
主なものを挙げておきますので、気になる方は書籍をお読みください。
- 俺の投資はミスをしない投資!
- 成功するには体力が必要
- 投資は冷蔵庫と思え
- 投資はレストラン経営と考えるべし
- 株はボロ株を見ろ!
まだ他にも名言ありますよ!
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