
フィボナッチ・リトレースメントをどのようにトレードに活かせばよいか?、さらに上ヒゲが出た時にどのように利益を取るか?わからない方はいませんか?
今回はフィボナッチ・リトレースメントと上ヒゲが出た時に、組み合わせて使用する際の実例をご紹介します。
※内容は過去に行った(2020/12/17~18)トレードの記事を再編集してまとめたものとなります。
日足の相場環境の認識

ドル円の日足です。
相場環境の認識は非常に大事なことであると考えており、長期足で「買い」「売り」どちらが有利かを検討することは大事なことです。
ただ、長期足をどの時間足とするかは人によります。
月足、週足も見る人、日足の人、4時間足で見る人など様々ですが、自分の場合は日足と4時間足の両方で確認をしています。
今回のケースでは青線で示したように非常に緩やかではありますが、下降トレンドを形成していることが分かります。
よって下目線でエントリーポイントを考えていました。
そして今回は相場の節目を見るのにフィボナッチ・リトレースメントを使用してみました。
画面上の最高値と最安値の赤丸を基準にフィボナッチ・リトレースメントを使用しています。
4時間足でエントリー

ドル円の4時間足です。
まずドル円の4時間足も相場環境の認識時に、画面上の最高値と最安値の赤丸を基準にフィボナッチ・リトレースメントを使用してあります(黄色線)
その際に注目した点は青丸の部分です。
この部分は日足と4時間足の2本のフィボナッチ・リトレースメントの水平線が重なっているポイントです。
長期足で2本の水平線が重なっているということは、それだけ注目されている可能性があります。
さらに長い上ヒゲがボリンジャーバンドの移動平均線にきれいに反応していることから、優位性は高いと判断しピンク丸辺りで「売り」エントリーを行いました。
利益確定は茶色丸辺りです。
トレード結果とまとめ
+18.8pipsです。
今回は、長期足の節目(2本のフィボナッチ・リトレースメント)を下抜け→戻り目の形成→長い上ヒゲ+移動平均線にきれいに反応という根拠でエントリーを行いました。
ですが、もし今回損切りになっていた場合のことを考えますと、リスクリワードはあまり良くありません。
リスクリワードが良くなさそうな場合は、エントリーをしないということも選択肢の一つだと思います。
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