
「カップウィズハンドル(カップアンドハンドル)」は、有名トレーダーも注目する強い上昇サインの一つです。
しかし「どこでエントリーすればいいの?」「だましを避けるには?」と悩む人も多いはず。
この記事では、初心者でも理解できるようにチャート図と実例を使って、カップウィズハンドル(カップアンドハンドル)の見つけ方・エントリーポイント・注意点をわかりやすく解説します。
カップウィズハンドルとは?基本の形と発生する大衆心理

カップウィズハンドル(カップアンドハンドル)を手書きで説明します。
まず上記の黒線はローソク足の動きです。
仮に赤丸をスタート位置と考え、価格がコーヒーカップのように動いていきます。
そして青丸の所で前回の高値(赤丸)に到達しました。
その時によく起こる現象としてそのまま勢いよく上昇していくことは少なく、一度赤線で示したようにコーヒーカップのハンドルのように赤線方向へ動く傾向にあります。
このような動きがハンドルの付いたカップのように見えることから、カップウィズハンドル(カップアンドハンドル)と呼ばれています。
では、なぜコーヒーカップのハンドルのような動きを見せるのでしょうか?
前回高値というのは、ポジションを持っている人に大変意識されやすい場所だからと言えます。
カップの底辺りで「買い」を行いどこで利食いをしようかと考えた時に目安となるのが、やはり前回高値、もしくはキリの良い数字のラインとなります。
多くの人は前回高値やキリの良い数字を目安にして、そこまで到達すると反対売買を行う傾向にあるため価格が今までと違う動きを見せることとなります。
そしてもう一つの理由として上記の図の赤丸辺りで「買い」を行った人です。
この方たちの一部には自分の思惑と反対方向へ行ってしまったため、価格が元に戻ってくれないかとひたすら待っている人がいます。
そして青丸辺りで価格が元に戻り「ホッと」して決済をする人が多いです。
そのため青丸から反対方向へ行く傾向にあります。
FXで機能する!カップウィズハンドルの「正しい見極め方」3つの条件
完成期間は長く、焦らずじっくり待つこと
カップウィズハンドル(カップアンドハンドル)パターンをトレードする際、焦らずにじっくり待つ必要があります。
カップウィズハンドル(カップアンドハンドル)のパターンが形成されるには時間がかかることがあり、急いでトレードに参加するのではなく、十分な形成期間を待つことが賢明です。
上位足が買い方向(上昇トレンド)の場合のみエントリー
カップウィズハンドル(カップアンドハンドル)をトレードする際、上位足(長期足)のトレンド方向を確認することが重要になります。
特に、上位足が買い方向にある場合にのみエントリーすることを検討しましょう。
上位足のトレンドとカップウィズハンドル(カップアンドハンドル)のパターンが一致する場合、トレードの成功確率が高まります。
逆に、トレンドが逆方向にある場合は、あまりおすすめできません。
トレンドに逆らうトレードはリスクが高まり、避けるべきです。
カップの底が綺麗なU字型をしているか
カップウィズハンドル(カップアンドハンドル)の成功において、カップの底の形状は重要です。
成功確率を高めるためには、カップの底が綺麗なU字型をしていることが望ましいです。
U字型のカップは、パターンの信頼性を示すもので、トレンド転換が起きやすいです。
カップの底が不明瞭な場合、パターンの確認が難しく、だましや誤ったエントリーの可能性が高まります。
したがって、綺麗な形のカップを見つけることが重要となってきます。
【手法1】逆張りエントリーの戦略と損切りの鉄則

カップウィズハンドル(カップアンドハンドル)のエントリーポイント例の1つ目です。
前回高値部分を基準に赤線を引いてありますが、この赤ラインに到達してすぐの「売り」エントリーはやめた方が良いかと思います。
前回高値でピタリと止まるかはわからないためです。
よって一回止まる動きを見せた段階、今回の例ですとピンク丸部分に陰線が1本出ています。
この動きを確認後にエントリーを検討する方が良いかと思います。
ですが、このやり方は完全な逆張りとなります。
逆張りは難易度が高く、プロでも思惑通りに行きにくい手法です。
損切りは、ハンドル形成前の直近安値を少し下回った水準に設定するのが鉄則です。
もしくは損切り幅を狭く設定する方の場合で損切りにかかった場合は、もう一度エントリーし直すということも検討してみましょう。
【手法2】サポレジ転換を狙う「順張り」エントリー手順

カップウィズハンドル(カップアンドハンドル)のエントリーポイント例の2つ目です。
こちらも先ほどと同じチャートを使用しています。
カップウィズハンドル(カップアンドハンドル)は前回高値まで来たら少し下落する可能性があるため、その動きを利用したエントリーが先ほどの例ですが、こちらは少し下落した後の動きに乗るやり方です。
前回高値まで来た後に少し下落をし、その後は再度上昇することが多いことから節目である水平線をこのまま利用してサポレジ転換をねらったエントリーポイントとなります。
実際のエントリーポイントは上記チャートのピンク丸辺りです。
このポイントは一度前回高値を基準に引いた水平線を上抜けし、その後に押し目を形成したポイントなります。
そして水平線を背にして押し目を形成しており、サポレジ転換という状態になっています。
その後の上昇を強く期待できるため、最も信頼性の高いエントリーポイントです。
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【実例】カップウィズハンドルと水平線を用いたトレード分析

カップウィズハンドル(カップアンドハンドル)の一例です。
上記のように前回高値まで到達した時点で一度ローソク足が下に下がっているのが分かるかと思います。
前回高値に到達した時に、ポジションを持っていた人が売りを行ったためだと思われます。

こちらも同じような例です。前回高値に来た時に一度下に下がっています。
ですがこちらは前回高値よりヒゲが飛び出ていますね。
そして価格は一旦下がったどはいえ、少ししか下がっていません。その後は上昇していますね。
よって注意点は前回高値でぴったりと価格が折り返すわけではないということ、そして反転もそんなに長く反転するわけではないことなどがあります。
まとめ:成功トレードを実現する3つの行動原則
カップウィズハンドル(カップアンドハンドル)は、強い上昇の予兆を示す強力なパターンですが、利益を出すには明確なルールが必要です。
このパターンを収益に繋げるために、トレードを始める前に次の3つの行動原則を必ず守ってください。
- だましの回避:上位足トレンドの確認を徹底 必ず長期足(日足・4時間足)で上昇トレンドであることを確認し、カップの底がきれいなU字型であることをチェックしましょう。これが、だましを回避する最大の鉄則です。
- 順張りをメイン戦略とする 難易度の高い逆張りではなく、ブレイク後のサポレジ転換を狙う順張り(押し目買い)をメインに据えてください。最も信頼性が高く、利益を伸ばしやすい戦略です。
- 具体的な損切り・利確ルールを設定する エントリー前に、損切りラインと利確目標を明確な数値やライン(水平線)で決め、感情に流されないトレードを徹底しましょう。
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