
「トレンドの天井を完璧に捉えて、一撃で大きな利益を出してみたい……」
FXを続けていると、誰もが一度はそんな「理想のトレード」を夢見るものです。
ボラティリティの激しいポンド円(GBP/JPY)なら、そのチャンスは突然やってきます。
今回は、私が実際にポンド円で1トレード「+215pips」という、自己最高記録を叩き出した時の全記録を公開します。
武器にしたのは、チャートパターンの王道である「トリプルトップ」と、相場の節目を可視化する「フィボナッチ・リトレースメント」。
そして、週末のニュースを味方につけた「持ち越し」の判断です。
運ではなく、根拠を積み重ねて獲りきったこのトレードの裏側を、ステップバイステップで解説します。
※過去に行ったトレード記録の記事を再編集した内容となっております。
日足の環境認識:上昇トレンドの中に見えた「停滞」

GBPJPY(ポンド円)の日足です。
まずは相場環境の確認から行っております。
まず最初に画面上の最高値と最安値を基準にフィボナッチ・リトレースメントを使用しました。
そして、青線で示したようにしばらくの間は高値、安値を同時に切り上げ上昇トレンドを形成しているように見えます。
ですが、赤丸で示した直近の辺りはボリンジャーバンドが完全に横向きとなり、レンジと判断できる状況のようです。
よってこの段階では、エントリーをしても利益を伸ばすのは難しいかもしれないと思っていました。
4時間足の分析:「トリプルトップ」という強力な壁

GBPJPY(ポンド円)の4時間足です。
4時間足も最高値と最安値を基準にフィボナッチ・リトレースメントを使用しております。
赤線が日足、黄色線が4時間足のフィボナッチ・リトレースメントです。
まず注目するべきポイントは青線で示したポイントです。
カウントの仕方によって山の数は変わってきますが、大きく見てトリプルトップ(三尊)を形成していると判断しました。
次に注目したのは赤丸ポイントです。
ここは手前の青丸で示した最高値を超えられずに下落していることが分かります。
青丸を超えて上昇する力がなかったと判断して、このまま下落して行く可能性があるかもと思っていました。
ただこの4時間足でエントリーポイントを見つけるのは難しそうだったため、時間足を変えて探してみることにしました。
ちなみにエントリーは1時間足で行いましたが、4時間足で言いますと黄色丸辺りがエントリーポイントになります。
1時間足のエントリー:根拠の重なりと「週末持ち越し」の決断

GBPJPY(ポンド円)の1時間足です。
今回はこの1時間足でエントリーをしております。
まず赤丸部分は先ほどの4時間足の赤丸部分と同じ位置です。
そして赤丸から下落をし始め、ボリンジャーバンドにタッチしました。
その後に再度上昇をして長い上ヒゲをつけた後に、また下降し始めました。
この後のパターンで多いのが、しばらく下落が続くということです。
その可能性が高いことから青丸辺りで「売り」エントリーです。
エントリーをしたのが金曜日だったため利益確定しておくか迷いましたが、ほぼ下落でまちがいないだろうとの判断から来週まで持ち越すことにしました。
その後、週明けに大きく窓を開けてスタートしました。
しかも自分に有利な方に窓が開いています。
本来なら窓を埋める動きをすると思われることから「買い」方向へ進む可能性が高く、利益確定をしておいた方がよさそうです。
決済と結果:狙い通りの「窓埋め」ターゲット
週が明けると、予想通りポンド円は下方向へ大きく「窓」を開けてスタートしました。
通常、窓は埋める動き(逆方向への動き)が出やすいため、すぐに利確するのがセオリーです。
しかし、ネガティブなニュースの勢いが衰えていなかったため、私はターゲットを「前回の窓が埋まるポイント(ピンク丸)」まで伸ばすことにしました。
結果、見事に指値に刺さり、合計+215pipsという自己最高の利益を獲得することができました。
まとめ:今回のトレードの勝因
今回のトレードを振り返ると、以下の3点が成功の鍵でした。
- 長期足の「壁」を信じたこと: 日足・4時間足でのトリプルトップという強い根拠があったからこそ、短期的な戻りに動じませんでした。
- フィボナッチで節目を捉えたこと: 利益確定の目安を論理的に設定できました。
- ニュースを「追い風」にしたこと: テクニカルが示す方向に、ファンダメンタルズが合致した時は利益を伸ばすチャンスです。
もちろん、週末の持ち越しはリスクを伴います。
心配な方は金曜日のうちに決済しても、十分すぎる利益だったはずです。
大切なのは、「自分が納得できる複数の根拠」の上にポジションを持つこと。
このような精密なチャート分析を可能にするには、やはりFXTFのMT4のような、描画ツールの自由度が高い環境が欠かせません。
あなたもぜひ、フィボナッチとチャートパターンを組み合わせて、自分なりの「鉄板パターン」を探してみてください。



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