
「あ、天井っぽいな」と思って売った瞬間に担がれる。
そんな経験、FXをやっている人なら一度はありますよね。
特にボラティリティの激しいポンド円だと、その一瞬の判断ミスが命取りになります。
トレンドの終わりを捉えるのは確かに難しいですが、実は相場には「もうこれ以上は上がれないよ」という限界のサインがはっきりと出ることがあります。
それが今回ご紹介する「三尊(ヘッドアンドショルダー)」です。
今回は、私が実際にポンド円でトレードした時の記録を元に、教科書通りの綺麗な「三尊」をどうやって利益に変えるのか、そのリアルな立ち回りをお話しします。
そもそも「三尊」ってどんな形?

三尊(さんぞん)は、山が3つ並んだ形のことです。
真ん中の山が一番高くて、左右に少し低い山がある。
見た目が仏像の「三尊像」に似ているからそう呼ばれていますが、海外では「ヘッドアンドショルダー(頭と両肩)」と呼ばれたりもします。
この形がなぜ「最強の売りサイン」と言われるのか。
それは、「3回も高値に挑戦したのに、結局ダメだった」という相場参加者のガッカリ感が形になっているからです。
- 1つ目の山(左肩): まだ勢いがある。
- 2つ目の山(頭): 最高値を更新!でも、ここが限界だった。
- 3つ目の山(右肩): もう一度上がろうとしたけど、前の高値にすら届かない。
この「右肩」が下がってきた時、相場の空気は一気に「売り」へと変わります。
三尊天井出現後の「売り」エントリー手法!

過去のトレードを元に、エントリーポイントや根拠を記録していきます。
いつもはまず日足の状況を見て、通貨ペアを決めるのですが今回、日足はあまり気にせず、ポンド円の4時間足に三尊天井を見つけましたので、ここを狙うことにしました。
本来は、日足の相場環境も確認してエントリーをするかどうかを判断するようにしてください。
上記の黄色線のヤマが3つあるように、最初の高値を次の上昇で更新して、その後に下降という流れになっています。
その後、3回目の上昇を目指しましたが、上がり切れず下がり出し、三尊天井を形成しました。
そのためネックラインからの戻り売りがねらえそうな状況になってきました。
上記チャートの赤線(上)が三尊天井のネックラインで赤線(下)が日足の抵抗線です。
この2本のラインの付近で戻りを待ち青丸辺りで「売り」を行いました。
狙いは第一目標はピンク線辺り、第2目標は最低でもオレンジ線の所までは取らないといけないと思っていました。
その後、日をまたぎ様子をうかがっていました。
できればオレンジ線を突破してピンク線まで行ってくれればいいなと思っていましたが、オレンジ線からまた上に上がり始めたためピンク丸辺りで利益確定しました。(+24.5pips)
本来の自分のやり方ですと、日足で明らかな上昇トレンドか下降トレンドでないとあまりエントリーは検討しない中、4時間足のチャートパターンのみがエントリー根拠のため、やはり利益は伸びてはこなかったです。
日足の相場環境を分析しない中で行ったトレードのため、偶然に勝てた可能性もあります。
よって、本来は日足を基準に結構時間かけて相場環境を分析したほうが良いと思います。
利益はどこまで伸ばす?損切りはどこに置く?
エントリーしたら、次は「どこで逃げるか」です。
- 損切り: 右肩の少し上に置きます。ここを超えてしまったら、もう三尊の形が崩れたことになるので、迷わず撤退です。
- 利確: 「三尊の頭からネックラインまでの高さ」と同じ分だけ、下に伸びると考えるのが定石です。
今回のトレードでも、この計算から導き出した目標地点でピタリと決済。
欲張らずに、根拠のある場所でサッと利益をいただく。
これがポンド円のような荒い通貨と付き合う秘訣ですね。
道具を揃えるのも「技術」のうち
三尊のような繊細なチャートパターンを見極めるには、自分が一番信頼できるチャートソフトを使うことが大切です。
私は世界中のプロが使っている「MT4」を愛用しています。
国内でMT4を使うなら、やはりFXTFが一番しっくりきますね。
- ラインが引きやすい: ネックラインや目標値をミリ単位で引けるので、迷いがなくなります。
- スプレッドが狭い: ポンド円のような通貨でも、コストを気にせず攻められます。
- スマホでも見やすい: 外出先でも三尊の形成をチェックできるのは大きいです。
もし「まだ使いにくいチャートで消耗しているな」と感じるなら、一度プロ仕様の環境を触ってみることをおすすめします。
まとめ:相場が「答え」を出すのを待つ
三尊攻略で一番大切なのは、手法そのものよりも「待つ勇気」かもしれません。
- 3つの山ができるのを眺める。
- ネックラインを引いて、抜けるのを待つ。
- 抜けたのを確認してから、静かにエントリーする。
これだけです。焦って自分から答えを探しに行かず、相場が「もう下がるよ」と答えを出してくれるのを待つ。
このスタンスが身につけば、ポンド円はあなたにとって最高の利益源に変わるはずです。
🚀 次のステップ 「三尊」でチャンスを待てるようになったら、次は「そもそも今が売りやすい環境なのか?」を判断する力をつけましょう。
これが合わさると、さらに勝率は安定しますよ。
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