
過去に行ったトレード記録から、トリプルトップ出現後の戻り売りをねらう方法を解説していきたいと思います。
今回は念入りに相場環境を分析したわけではなく、エントリーの根拠としてはチャートパターンが出現したということくらいです。
よって最も基本的な手法となります。
参考になれば幸いです。
トリプルトップとは?

トリプルトップとは三尊天井とも呼ばれるもので、一回目の高値を超えたが、すぐに反落し再度高値を目指したものの一番の高値を超えられなかったチャートパターンとなります。
つまり山が3つで真ん中の山が一番高いパターンとなります。
上記の図は黒線が価格の動きで、トリプルトップ出現したのが赤丸の所となります。
トリプルトップ出現後の「売り」エントリー手法!

過去のトレードを元に、エントリーポイントや根拠を記録していきます。
いつもはまず日足の状況を見て、通貨ペアを決めるのですが今回、日足はあまり気にせず、ポンド円の4時間足にトリプルトップを見つけましたので、ここを狙うことにしました。
本来は、日足の相場環境も確認してエントリーをするかどうかを判断するようにしてください。
上記の黄色線のヤマが3つあるように、最初の高値を次の上昇で更新して、その後に下降という流れになっています。
その後、3回目の上昇を目指しましたが、上がり切れず下がり出し、トリプルトップを形成しました。
そのためネックラインからの戻り売りがねらえそうな状況になってきました。
上記チャートの赤線(上)がトリプルトップのネックラインで赤線(下)が日足の抵抗線です。
この2本のラインの付近で戻りを待ち青丸辺りで「売り」を行いました。
狙いは第一目標はピンク線辺り、第2目標は最低でもオレンジ線の所までは取らないといけないと思っていました。
その後、日をまたぎ様子をうかがっていました。
できればオレンジ線を突破してピンク線まで行ってくれればいいなと思っていましたが、オレンジ線からまた上に上がり始めたためピンク丸辺りで利益確定しました。(+24.5pips)
本来の自分のやり方ですと、日足で明らかな上昇トレンドか下降トレンドでないとあまりエントリーは検討しない中、4時間足のチャートパターンのみがエントリー根拠のため、やはり利益は伸びてはこなかったです。
日足の相場環境を分析しない中で行ったトレードのため、偶然に勝てた可能性もあります。
よって、本来は日足を基準に結構時間かけて相場環境を分析したほうが良いと思います。
まとめ
トリプルトップとは、ローソク足の動きが山のような形を3つ描き、その真ん中の山が一番高い形を主に言います。
このチャートパターンが出た場合は、その後に下降する可能性が高くなります。
よって一度戻り目を待ち「売り」エントリーをねらうのが最も基本的なパターンです。
今回は4時間足をベースにトレードを行っていますが長期足なら、エントリーを検討してみても良いかと思います。
短期足の場合は、トリプルトップのみでエントリーをしてしまうのは注意が必要と考えます。
長期足の流れをしっかりと見て検討してみましょう。
コメント