
※上位足分析×複数時間足の重なりを狙う
FXのスキャルピングで安定して勝つためには、「感覚的なエントリー」を排除し、根拠のある価格帯だけを狙うことが重要です。
この記事では、フィボナッチリトレースメントを使ったスキャルピング手法を、初心者にも分かる形で解説します。
結論から言うと、勝率を高めるポイントは次の3つです。
- 日足・4時間足で相場の方向を決める
- 複数時間足のフィボナッチが重なる価格帯だけを狙う
- 短期足では押し目・戻り目のみでエントリーする
この考え方を徹底することで、無駄なトレードを大きく減らすことができます。
フィボナッチを使ったFXスキャルピングの基本ルール
今回使用するインジケーターは以下の2つです。
- ボリンジャーバンド
- フィボナッチリトレースメント
フィボナッチは相場の節目(反発しやすい価格帯)を視覚的に把握できるため、スキャルピングとの相性が非常に良いツールです。
なお、この手法は「トレンドフォロー」を前提としています。
逆行した場合は、必ず損切りを行い、損切り位置をずらさないことを徹底してください。
日足分析|スキャルピングでも必須な上位足トレンドの見極め方

ユーロドルの日足です。
今回一例としてこの通貨ペアを使用します。
通貨ペアに関しては、超短期の売買を繰り返すトレードのためスプレッドの小さい通貨ペアをおすすめします。
ドル円、ユーロドル辺りが良いかと思います。
そして検証に使用する日は、赤の縦線で示した2020/09/01以降の日でトレードを行うこととします。
つまり2020/09/01以降はないものとして、それまでのローソク足からフィボナッチリトレースメントを利用して相場を分析してエントリーポイントを探っていきます。

日足のチャートで一番下のポイントと一番上のポイント(黄色丸)を起点にフィボナッチリトレースメントを下から上に引いています。
現在上昇トレードのためフィボナッチリトレースメントを下から上に引いています。
今回の色はピンク色にしてあります。
フィボナッチ・リトレースメントで特に意識されやすいラインは以下の3つです。
- 38.2%
- 50%
- 61.8%
日足は大口トレーダーも意識する時間足のため、ここで引いたラインは短期足にも大きく影響します。
4時間足分析|フィボナッチで押し目・戻り目を判断する

ユーロドルの4時間足です。
4時間足でも先ほどの日足と同じく上昇トレンドのため下から上に最安値、最高値を基準にフィボナッチリトレースメントを引きます。
今回はフィボナッチリトレースメントを黄色線で引いてみました。
ちなみに赤の縦線は日足と同じく2020/09/01になります。
同じように1時間足でもフィボナッチリトレースメントを利用しても良いのですが、水平線が増えすぎるため、これをチャンスと見るか、無駄なエントリーが増えるので避けるべきかの考え方は人によります。
よってしばらく自分で様子を見て決めてもらいたいのですが、私の場合は水平線が増えすぎるため1時間足ではフィボナッチリトレースメントは利用していないです。
初心者の方は、日足+4時間足の2つに絞るのがおすすめです。
そして、ここで重要なのが、日足と4時間足のフィボナッチラインが重なる価格帯です。
この重なりは、
- 強いサポート
- 強いレジスタンス
として機能しやすく、スキャルピングにおいて非常に重要なエントリーポイントになります。
ここまでで、日足と4時間足を基準にフィボナッチリトレースメント引いたため、長期足の節目となる水平線が引けた状態です。
その後は相場環境を分析します。
つまり現在が上昇トレンドなら「買い」を優勢に考えた方が勝ちやすいため買い目線で考えます。
下降トレンドなら逆となり「売り」を優勢に考えた方が勝ちやすいため売り目線で考えます。
レンジの場合は逆張りをするか、トレンドが出るまでトレードをしないという選択肢になるかと思います。
FX初心者におすすめなのはトレンドフォローのため、トレンドが出るまではトレードをやらない方が良いです。
以上のように相場環境を分析するのですが、スキャルピングの場合は超短期のトレードのため水平線付近の動きで「買い」「売り」どちらも狙うという方法もありますが、上級者向きです。
では先ほどまでにフィボナッチリトレースメントを引いたチャートを5分足で出してみます。
今回のようなフィボナッチや複数時間足分析は、FXTFのMT4ならライン管理がしやすく実践向きです。
私も検証・トレードはFXTFを使っています。気になる方はチェックしてみてください。
FXトレード・フィナンシャル
5分足分析|フィボナッチ重複ポイントでのスキャルピング手法

ユーロドルの5分足です。赤の縦線(2020/09/01)付近を一例として出してみました。
時間足ですが、スキャルピングのため1分、5分、15分辺りを利用すると思います。
ここは好みによりますが、私の場合は1分足はノイズがあまりの多いためほとんど利用しません。
チャートに戻りますが、黄色線とピンク線がほとんど同じ位置で重なっているポイントがあります。
日足と4時間足の両方での節目が重なったポイントであるためかなり意識されるポイントだと思います。
そうしますと上記のチャートでは4つのエントリーポイントがありました。まずは赤丸ポイントです。
ここは水平線を上抜けし、押し目を形成したポイントのためエントリーをしたい所です。
移動平均線にもきれいに反応してくれていれば、もう少し自信を持ってエントリーが出来るかと思いますが、上値抵抗線を引くなどを利用して見逃したくないポイントとなります。
次のポイントが青丸のポイントです。
ここは逆張りのポイントとなりますので少し難しいかもしれません。
よって無理にエントリーせず見逃すのも一つの方法です。
最後に黄色丸の所となります。
ここは水平線を下抜けした後に再度上昇をし、ちょうど水平線の所で戻り目を形成したポイントです。
サポートラインとレジスタンスラインが転換されたポイントのため積極的にエントリーをしていきたいポイントとなります。
- 日足・4時間足のフィボナッチライン付近か
- 押し目(上昇トレンド)または戻り目(下降トレンド)を形成しているか
日足と4時間足で引いたラインが重なっている価格帯では、反発や一時的なもみ合いが発生しやすくなります。
このようなポイントで、
- 押し目を作ってから再上昇
- レジサポ転換が発生
した場合は、積極的にエントリーを狙っていきます。
15分足分析|スキャルピングで使える戻り目パターン

ユーロドル15分足です。
今回はもう一つ例を出します。
まずは赤丸ポイントが逆張りポイントですね。
次に青丸ポイントは戻り目をねらっての「売り」ポイントとなります。
スキャルピングのため大きく利益を取りに行くことはしません。
よって赤丸のような少しの戻りでも利益が取れるということになります。
このように水平線付近では売り買いが拮抗し、水平線を抜けた後や抜ける前などにいろいろな動きを見せます。
その動きを利用し、超短期で利益を積み重ねるのがスキャルピングトレードとなります。
今回紹介したのは、ほんの一例のためエントリーポイントは他にもたくさんあるかと思います。
デモなどで練習をし、自分の得意なパターンを見つけると良いと思います。
もちろん自分の思惑通りにいかないことも多々ありますので、損切り位置をしっかり守り、絶対に利益が拡大する方向へはずらすことのないようにしましょう。
フィボナッチを使ったスキャルピングのエントリー条件まとめ
この記事で紹介した手法のエントリー条件を整理すると以下の通りです。
- 日足・4時間足が同方向のトレンド
- 複数時間足のフィボナッチラインが重なっている
- 短期足で押し目・戻り目を形成
- 明確な損切り位置を設定できる
この条件が揃わない場合は、無理にエントリーしないことも重要な戦略です。
まとめ|フィボナッチを使ったFXスキャルピング手法のポイント
フィボナッチを使ったスキャルピングで勝つためには、短期足だけを見るのではなく、必ず上位足から相場を判断することが重要です。
- 上位足で方向を決める
- 重なったフィボナッチだけを狙う
- 短期足では引き付けて入る
この考え方を徹底することで、スキャルピングでも安定したトレードが可能になります。
まずはデモトレードで検証し、自分が最も勝ちやすい形を見つけてみてください。



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