スポンサーリンク
DMM FX

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

『FX戦士くるみちゃん4巻』感想【ネタバレあり】損失を取り返そうとして借金へ

『FX戦士くるみちゃん4巻』感想【ネタバレあり】損失を取り返そうとして借金へ

『FX戦士くるみちゃん』3巻では、芽吹がFXで得た成功体験から自信を強め、ついには奨学金まで取引へ使うようになりました。

4巻では、その先が描かれます。

相場が思うように動かず、損失が膨らむ。

普通に考えれば、ここで一度FXから離れるという選択肢が出てきます。

ところが芽吹は、

「ここで終わったら、本当に負けたことになる」

という方向へ進んでいきます。

もう自分のお金だけでは足りない。

それでもFXを続けたい。

そこで、借りたお金まで取引資金にしようとします。

4巻で印象的なのは、単に損失が増えることではありません。

「元に戻したい」という気持ちが強くなるほど、取引をやめるどころか、さらに深く入り込んでいくこと。

3巻までとは違い、FXの問題が口座の中だけでは収まらなくなっていきます。

この記事では、『FX戦士くるみちゃん』4巻のあらすじと感想を、ネタバレを含めて紹介します。

※ここから先は4巻の内容に触れています。


『FX戦士くるみちゃん4巻』の基本情報

『FX戦士くるみちゃん』4巻は、2023年2月21日にKADOKAWAから発売されました。

  • 原作:でむにゃん
  • 作画:炭酸だいすき
  • 発売日:2023年2月21日
  • 出版社:KADOKAWA
  • レーベル:MFコミックス フラッパーシリーズ
  • ページ数:156ページ

4巻では、FXで苦しい状況に追い込まれた芽吹と、その様子を見守る周囲の人物たちが大きく描かれます。

特に気になるのが、

芽吹を止めようとする人と、別の形で手を差し伸べる人がいること

です。

芽吹本人だけではなく、やす子や萌智子との関係にも注目したい巻です。

Amazon.co.jp: FX戦士くるみちゃん 4 (MFコミックス フラッパーシリーズ) eBook : 炭酸だいすき, でむにゃん: Kindleストア
Amazon.co.jp: FX戦士くるみちゃん 4 (MFコミックス フラッパーシリーズ) eBook : 炭酸だいすき, でむにゃん: Kindleストア

『FX戦士くるみちゃん4巻』のあらすじ【ネタバレあり】

3巻で大きなリスクを取り、奨学金までFXへ投入した芽吹。

4巻に入っても状況は好転しません。

損失は残ったままです。

資金も足りなくなっていきます。

ここでFXをやめれば、これ以上損失が広がることは避けられるかもしれません。

しかし芽吹にとっては、

「やめる=これまでの損失を確定させる」

ように感じられます。

そこで芽吹は、FXを続けるためのお金を新たに用意しようとします。

自分の手元にある資金では足りない。

ならば、借りればいい。

こうして取引資金と借金が結びつき始めます。

さらに、芽吹の状態を見た友人たちも、それぞれ違った反応を見せます。

止めようとする人。

心配する人。

そして、芽吹が求めるものを与える人。

4巻では、FXの損失が本人だけの問題ではなくなり、周囲との関係や日常生活にまで広がっていきます。


『FX戦士くるみちゃん4巻』の感想|「ここでやめられない」が一番重い

損失が大きくなるほど、やめるのが難しくなる

外から見れば、

「これ以上負ける前にやめればいい」

と思います。

しかし芽吹の立場では、そう簡単ではありません。

すでに大きなお金を入れている。

奨学金まで使っている。

ここで終われば、それまでにつぎ込んだお金が戻ってこない。

そう考えると、

「もう少しだけ続ければ戻せるかもしれない」

という気持ちが出てきます。

3巻では、

「自分なら勝てる」

という自信が芽吹を動かしていました。

4巻では、それが少し変わっています。

「ここまで失ったのだから、このままでは終われない」

という気持ちの方が強くなっていきます。

利益を出すためにFXをしていたはずなのに、いつの間にか、

過去の損失を元に戻すためにFXを続ける

ようになっている。

この変化が4巻で最も気になるところです。


自分のお金から「借りたお金」へ変わったところが大きい

3巻では、芽吹が奨学金までFXへ使うようになりました。

それだけでも十分危うい行動です。

しかし4巻では、さらに一段進みます。

自分が持っているお金だけでは足りなくなり、借りたお金まで取引へ使おうとします。

ここには大きな違いがあります。

自分のお金なら、失えば残高が減ります。

借りたお金の場合は、失っても返済だけは残ります。

つまり、

FXで損をするリスクと、借金を返さなければならない現実が同時に存在する

ことになります。

芽吹自身は、

「勝てば返せる」

と思っているのかもしれません。

しかし、それは相場が思いどおりに動いた場合の話です。

3巻まではFXの中で問題が大きくなっていました。

4巻では、それが現実の生活へはみ出し始めます。

ここが大きな違いです。


「勝てば全部解決する」が判断を危うくする

借金して取引することにも、芽吹の中では理由があります。

今度こそ勝てばいい。

利益を出せば借金も返せる。

さらに、それまでの損失まで戻せるかもしれない。

うまくいった未来だけを考えれば、筋が通っているようにも見えます。

ただし、当然ながら相場は必ず勝てるものではありません。

それでも、

「勝てば全部解決する」

と思うと、次の一歩へ進みやすくなります。

借りてもいい。

取引を続けてもいい。

今までより大きく勝負してもいい。

目的が、

「これから利益を出したい」

ではなく、

「今までの失敗をなかったことにしたい」

へ変わると、判断基準まで変わってしまいます。

4巻では、その変化が芽吹の行動から見えてきます。


やす子と萌智子では「助け方」がまったく違う

4巻では、芽吹だけでなく周囲の人物も印象に残ります。

芽吹を見て、

「これ以上続けない方がいい」

と考える人がいる。

一方で、芽吹が必要としている資金を与える人物もいます。

その代表が萌智子です。

ここが面白いところです。

困っている人に対して、

「本人が望んでいるものを与えること」

が必ずしも助けになるとは限りません。

反対に、

本人が嫌がっても止めることが、結果的には助けになる場合もあります。

芽吹から見れば、

お金を貸してくれる人の方がありがたく感じるでしょう。

しかし読者側から見ると、

「本当にそれでいいのか」

と考えさせられます。

FXの話でありながら、人間関係まで複雑になっていく。

4巻はその意味でもシリーズの雰囲気が変わる巻です。


FX目線で考える4巻|過去の損失と次の取引は別

FXで大きく負けると、

「せめて元の金額まで戻したい」

と思うことがあります。

100万円失ったなら、100万円。

200万円失ったなら、200万円。

本人にとっては自然な考えです。

ただし、相場にとっては関係ありません。

自分がいくら負けているからといって、次の取引が有利になるわけではないからです。

それでも、

「ここまで負けたのだから」

と考えると、過去の損失を基準に次の行動を決めたくなります。

芽吹も4巻では、その状態に近づいていきます。

本来なら、

「今、この取引をする理由があるのか」

を考えるはずです。

ところが、

「これまでの損失をどうするか」

が先に来る。

3巻の過信とは、また違った判断の崩れ方です。


借金すると「やめたいのにやめられない」が強くなる

借りたお金をFXへ入れると、ただ負けたくないだけでは済みません。

返済があります。

そのため、

「ここで勝たなければ」

という気持ちはさらに強くなります。

しかし焦ったからといって、相場が都合よく動くわけではありません。

むしろ、

負けられない。

絶対に戻さなければ。

という気持ちが強くなるほど、冷静な判断は難しくなるでしょう。

4巻の芽吹を見ると、

FXを続けるために借金したはずが、借金したことでさらにFXをやめにくくなる

という循環が見えてきます。

ここが4巻のかなり重い部分です。


3巻から5巻へ続く中で見る4巻の役割

3巻では、芽吹が一度勝ったことで自信を強めていきました。

そして、奨学金までFXへ投入します。

成功体験が過信へ変わっていく『FX戦士くるみちゃん3巻』の感想はこちら

『FX戦士くるみちゃん3巻』感想【ネタバレあり】奨学金までFXへ?勝った後の過信が怖い
『FX戦士くるみちゃん』3巻のあらすじと感想をネタバレありで紹介。利益を得た芽吹が自信を強め、奨学金までFXへ投入していく展開から、成功体験が過信へ変わり判断が崩れていく心理を考察します。

4巻では、その結果として生まれた損失を受け入れることができず、

借金してでもFXを続ける

段階へ進みます。

つまり、

3巻=勝ったことで自信が大きくなる
4巻=負けた後に損失を元へ戻そうとする

という違いがあります。

そして5巻では、芽吹と萌智子の関係や、FXで利益を積み重ねていても一度の大きな損失で崩れる「コツコツドカン」といった別のテーマが前に出てきます。

『FX戦士くるみちゃん5巻』コツコツドカンと萌智子の感想はこちら

『FX戦士くるみちゃん5巻』感想【ネタバレあり】萌智子の過去と芽吹への厳しさ
『FX戦士くるみちゃん』5巻のあらすじと感想をネタバレありで紹介。FXで苦しむ芽吹に厳しく接する萌智子と、その過去に注目。なぜ簡単に優しくしないのか、投資との距離感や友人を助けることの難しさを考察します。

4巻は、

過信から始まった失敗が、借金や生活の問題へ変わっていく巻

として、この間をつないでいます。


『FX戦士くるみちゃん4巻』はどんな人におすすめ?

4巻は、特に次のような人に向いています。

  • 3巻で芽吹が奨学金を使った後が気になる人
  • 損失を元に戻そうとする心理に興味がある人
  • FXと借金が結びつく過程を読みたい人
  • 芽吹・やす子・萌智子の関係が気になる人
  • 5巻につながる芽吹の変化を確認したい人

4巻だけでも内容は追えます。

ただし、3巻から続けて読んだ方が、

「なぜ芽吹はここまでFXへ入り込んだのか」

が分かりやすいです。

最初から借金していたわけではありません。

一度勝てた。

自信がついた。

損失が出た。

そして元へ戻したくなった。

その積み重ねの先に4巻があります。


よくある質問

『FX戦士くるみちゃん』4巻では何が起こりますか?

3巻で大きな損失を抱えた芽吹が、FXをやめるのではなく、取引を続けるための資金をさらに用意しようとします。

その結果、自分のお金だけではなく、借りたお金までFXへ使うようになります。

4巻では、FXの問題が取引口座の中から現実の生活へ広がっていくところが大きな特徴です。


4巻では芽吹が中心ですか?

はい。

くるみも登場しますが、4巻で特に大きく動くのは芽吹です。

さらに、芽吹を取り巻くやす子や萌智子の対応も見どころになっています。


芽吹は借金してFXを続けますか?

はい。

4巻では、自分の資金だけでは足りなくなった芽吹が、借入れによって取引資金を用意しようとする展開があります。

ここで重要なのは、

借金そのものよりも、「損失を元に戻すためなら借りてもいい」と判断が変わっていること

です。


5巻ではどうなりますか?

5巻では、芽吹と萌智子の関係がさらに大きく動きます。

また、少しずつ利益を積み重ねても、一度の大きな損失で崩れてしまう「コツコツドカン」というFXらしいテーマも重要になります。

詳しくは5巻の記事で紹介します。

『FX戦士くるみちゃん5巻』感想【ネタバレあり】萌智子の過去と芽吹への厳しさ
『FX戦士くるみちゃん』5巻のあらすじと感想をネタバレありで紹介。FXで苦しむ芽吹に厳しく接する萌智子と、その過去に注目。なぜ簡単に優しくしないのか、投資との距離感や友人を助けることの難しさを考察します。

まとめ|4巻は「元に戻したい」が借金まで広がる巻

『FX戦士くるみちゃん』4巻で最も印象に残るのは、芽吹が負けたことそのものではありません。

負けた状態を受け入れられず、FXを続けるために借金へ進むこと

です。

3巻では、

「自分なら勝てる」

という自信がありました。

4巻では、

「ここまで失ったのだから、元へ戻さなければ」

という気持ちが強くなります。

その結果、自分の資金だけでは足りなくなる。

借りる。

それでもFXを続ける。

こうして取引の問題が、生活の中へ入り込んできます。

4巻を見ていると、

「負けたから危ない」

だけではないことが分かります。

もっと危ういのは、

負けた後に、その損失をどう受け止めるか

なのかもしれません。

過去の損失を元へ戻すことだけを考えると、次の判断まで過去に引っ張られてしまいます。

3巻の「成功体験による過信」と、5巻以降のさらに複雑な展開をつなぐ意味でも、4巻は重要な一冊です。

『FX戦士くるみちゃん』全巻の感想・各巻の見どころはこちら

『FX戦士くるみちゃん』全巻レビュー|各巻の感想・見どころをFX目線で解説
『FX戦士くるみちゃん』は何巻まで?現在発売中の1~10巻の感想・見どころを、損切り、過信、コツコツドカン、スイスフランショックなどFX・投資心理の視点から紹介。各巻の特徴やおすすめ巻も分かりやすく解説します。
Amazon.co.jp: FX戦士くるみちゃん 4 (MFコミックス フラッパーシリーズ) eBook : 炭酸だいすき, でむにゃん: Kindleストア
Amazon.co.jp: FX戦士くるみちゃん 4 (MFコミックス フラッパーシリーズ) eBook : 炭酸だいすき, でむにゃん: Kindleストア

※本記事は漫画作品の感想・考察を目的としています。FX取引や借入れによる投資を推奨するものではありません。FXでは元本を超える損失が発生する場合もあるため、実際に取引する際は十分なリスク管理が必要です。

コメント