
NZD/CHF(ニュージーランドドル/スイスフラン)は、2026年後半にどのような動きを見せるのでしょうか。
今回は、過去1年のチャートやニュージーランド・スイスの金融政策をAIに分析させ、2026年後半の値動きを予測しました。
先に結論をお伝えすると、AIは、
「短期的な調整を挟みながら、NZD/CHFは緩やかに上昇する」
と予測しています。
予想レンジは0.4650~0.4900。
ただし、一直線に上がるのではなく、いったん押し戻されながら上値を試す展開が本命です。
※この記事はAIによる分析結果を筆者がまとめたものであり、将来の値動きを保証するものではありません。
AIの結論|2026年後半のNZD/CHFは上昇優勢
AI分析では、2026年後半のNZD/CHFは上昇優勢という結果になりました。
2026年7月31日のレートは0.4747で、年初からの上昇率は約4%。
4月につけた0.4554からは、かなりしっかりと値を戻しています。
AIが年末に向けて意識しているのは、まず過去1年の高値圏にあたる0.4830付近です。
この水準を明確に突破できれば、次は0.4900付近まで上値を伸ばす可能性があります。
ただし、7月は月初の0.4579から月末の0.4747まで急速に上昇しました。
さすがに、この勢いがそのまま年末まで続くとは考えにくいところです。
AIも、8~9月に一度0.46台まで調整した後、再び上昇する流れを本命としています。
過去1年のNZD/CHFチャートを振り返る
過去1年のNZD/CHFは、単純な上昇トレンドではありませんでした。
52週間の値幅はおよそ0.4472~0.4830。1年間全体では小幅な下落となっています。
2026年に入ってからも、1月と2月は0.46前後で方向感の乏しい動きが続きました。
その後、3月から4月にかけて売りが強まり、4月3日には0.4554まで下落しています。
この時点では、私もチャートだけを見れば、さらに下値を試す可能性があるように感じました。
ところが、0.45台半ばでは売りが続きませんでした。
5月には0.4674まで反発。6月末に再び0.45台へ押し戻されたものの、7月に入ると流れが大きく変わります。
7月8日以降は上昇が目立つようになり、7月末には2026年の高値となる0.4747まで上昇しました。
つまり現在は、長く続いていた弱い値動きから抜け出し、上昇トレンドへ転換できるかどうかの分岐点にいると考えられます。
AIがNZD/CHFの上昇を予測した理由
ニュージーランドの利上げがNZドルを支えやすい
AIが最も重視したのは、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)の金融政策です。
RBNZは2026年7月8日、政策金利を2.25%から2.50%へ引き上げました。
さらに、今後も追加利上げが必要になる可能性を示しています。
実際、NZD/CHFは利上げが発表された7月8日の0.4607から、7月末には0.4747まで上昇しました。
もちろん、利上げをすれば必ず通貨が上がるわけではありません。
すでに市場へ織り込まれていれば、発表後に売られることもあります。
それでも、政策金利の引き上げと追加利上げへの期待は、少なくともNZドルの下値を支える材料になりそうです。
スイスの政策金利は0%に据え置かれている
一方、スイス国立銀行(SNB)は2026年6月の会合で、政策金利を0%に据え置きました。
RBNZの2.50%に対してSNBは0%ですから、金利差だけを見ればNZドルに有利な状態です。
さらにSNBは、スイスフランが急激に上昇した場合、必要に応じて為替市場へ介入する姿勢も示しています。
スイスフラン高をSNBが強く警戒している点も、NZD/CHFの上昇を予測する材料の一つになりました。
0.45台で何度も下げ止まっている
テクニカル面では、0.45台が重要なサポートとして機能しています。
2026年は3月末から4月初め、さらに6月末から7月初めにも0.45台まで下落しましたが、いずれもそのまま下げ続けることはありませんでした。
何度か同じ価格帯で反発しているため、0.4550前後には買い注文が集まりやすいと考えられます。
その後、0.46台、0.47台と値を戻した流れを見ると、少なくとも短期的には買いの力が強まっています。
AIが予測する2026年8~12月の値動き
AIは、8~9月に0.4650~0.4800付近でもみ合う展開を予測しています。
7月に急上昇した反動で、いったん0.46台まで下がる場面はありそうです。
私自身、ここからすぐに買いで飛び乗るのは少し怖いと感じます。
急騰した後は利益確定が入りやすく、高値で買うと一時的な調整に巻き込まれる可能性があるからです。
ただし、0.4650付近で下げ止まり、再び安値を切り上げるようなら、上昇トレンド継続の可能性が高まります。
10~12月は、0.4830付近が最大の注目ポイントです。
この価格帯を上抜ければ、過去1年の高値を更新することになり、0.4900が次の目標として意識されるでしょう。
AIが描く本命の流れは、
0.46台まで調整→再上昇→0.4830突破を試す
というものです。
上昇予測が崩れる条件
今回の上昇予測にも、当然ながら弱点があります。
特に注意したいのは、世界的なリスク回避の動きです。
スイスフランは安全資産として買われやすいため、金融市場が急落した場合、金利差に関係なくCHF買いが強まる可能性があります。
また、RBNZが追加利上げを見送った場合や、ニュージーランド経済が予想以上に悪化した場合も、NZドルには下落圧力がかかります。
テクニカル面では、0.4550を明確に割り込んだ場合が注意すべき水準です。
0.4550を下抜けて戻せなければ、今回の上昇予測はいったん見直す必要があります。
AI予測を見た私の感想
正直なところ、過去1年全体だけを見れば、強気になり切れない部分もありました。
NZD/CHFは長い間0.46前後を行ったり来たりしており、「これから大きく上昇する」と言えるほど力強いチャートではなかったからです。
ただ、4月と7月初めに0.45台で下げ止まったこと、そして7月後半に0.47台まで上昇したことを考えると、AIが上昇を選んだ理由には納得できます。
特に、RBNZとSNBの政策金利差は無視できません。
ただし、7月末時点ではすでに大きく上昇しています。
実際に取引するなら、上昇を追いかけるよりも、一度押し目を待つ方が良さそうです。
まとめ|2026年後半は緩やかな上昇を予測
AIは、2026年後半のNZD/CHFについて上昇優勢と予測しました。
予想レンジは0.4650~0.4900。年末に向けて0.4830を突破し、0.4900付近を試す展開が本命です。
上昇を予測する主な理由は、RBNZの利上げ、スイスとの政策金利差、0.45台での下げ止まり、7月に見られた強い反発です。
ただし、スイスフランは相場が不安定になると買われやすい通貨です。
0.4550を割り込んだ場合には、上昇予測を見直す必要があります。
AIの予測は未来を保証するものではありません。
それでも、上昇だけを期待するのではなく、「どの水準を割れば予測が外れるのか」まで決めておくことで、相場を少し冷静に見られるのではないでしょうか。



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