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20.審判 意味と解説

20.審判 意味と解説

タロットカードの中でも「審判(しんぱん)」は、大アルカナの20番目にあたるカードです。

カードの絵には、天使がラッパを吹き、人々が棺の中から起き上がっている場面が描かれています。

ちょっと不思議な光景ですよね。

でもこのカードが伝えてくれるのは、「やり直し」や「再スタート」、そして「本当の意味での目覚め」といった、前向きなメッセージなんです。

何かに区切りをつけたいとき、新たな一歩を踏み出したいときに、このカードはあなたの背中をそっと押してくれる存在になってくれます。

ここからは、「審判」が持つ意味や、正位置・逆位置でどのように読み解けるのかを詳しく紹介していきます。

審判が象徴するものとは?

審判のカードは、「再生」「復活」「新たなチャンス」といったキーワードを象徴しています。

たとえば、昔あきらめた夢が心に再びよみがえってきたり、終わったと思っていた関係が復活したりするような、「過去と今がつながる瞬間」にこのカードがよく登場します。

「一度終わったように思えても、すべては無駄じゃなかった」「新しい自分に生まれ変わるタイミングだよ」という、希望に満ちたメッセージが込められているんです。

正位置で出たときの意味

カードが正しい向き(正位置)で出たとき、審判のカードは次のような意味を持ちます。

過去からの再スタート

昔あきらめたことに、もう一度チャレンジするチャンスが巡ってきているかもしれません。

自分を認めるタイミング

過去の自分を否定するのではなく、「よくがんばったね」と受け入れることが、次のステージへの一歩になります。

重要な気づきが得られるとき

これまで曖昧だったことに、はっきりとした答えが見えてくる可能性があります。

心のリセットができるとき

気持ちの整理がついたり、心のわだかまりがスッと取れるような感覚が訪れるかもしれません。

たとえば、「ずっと忘れられなかった恋」があるなら、このカードが出ることで、関係が再び動き出すチャンスがやってくるかもしれませんし、「やっぱりこの道に進みたい」という気づきを得るきっかけにもなります。

どんな状況であっても、過去にとらわれるのではなく、「今この瞬間から自分を立て直そう」と思える時期に出やすいカードなんです。

逆位置で出たときの意味

一方で、審判のカードが逆さま(逆位置)に出た場合、少し注意が必要なメッセージになります。

過去にとらわれすぎている

過ぎたことを何度も思い返してしまって、前に進めなくなっている可能性があります。

チャンスを逃しやすい状態

「今がチャンスだよ」と知らせるサインに気づかず、タイミングを逃してしまうことも。

判断を誤る恐れ

大事な決断をしようとしているのに、迷いが強くてうまく選べないことがあるかもしれません。

自己否定が強くなっている

「自分には無理」「やっても意味がない」などと考えてしまいやすくなっている時期です。

たとえば、就活や人間関係で悩んでいるときにこのカードが逆位置で出たなら、「過去の失敗を引きずりすぎてない? 今の自分をもう一度信じてみよう」といったメッセージが込められているかもしれません。

何かをやり直すためには、まず自分自身を許してあげることが必要なのかもしれませんね。

審判からのメッセージ

審判のカードが教えてくれるのは、「終わりは新しい始まりにつながっている」ということです。

正位置で出た場合は、「これまでの経験が力になる」「もう一度チャレンジしてみよう」という前向きなタイミング。

あなたの中に眠っていた気持ちが目を覚ますような感覚になるかもしれません。

逆位置で出た場合は、「過去ばかりを見ていない?」「本当は前に進む準備ができているんじゃない?」と、そっと気づきをくれるような時期です。

どちらにしても、このカードが出たら「心の声をちゃんと聞いてあげて」「変わるチャンスが来ているよ」と思ってみてください。

最後に:審判のまとめ

✅ 正位置の審判:再スタートや復活の時期。過去の経験を活かして、次のステージへ
✅ 逆位置の審判:過去に引っ張られやすい時期。自分を許し、タイミングを見極めて

このカードは、「失敗しても、遠回りでも、それでも人生はやり直せる」という前向きな希望を与えてくれます。

人生のなかで迷ったり、立ち止まったりしたときにこのカードが出たら、「本当はもう、動き出せる準備ができてるよ」と、そっと教えてくれているのかもしれませんね。

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